ILAC KISS は英語が上達する為の授業内容ではない【社会人留学ブログ】
オンライン英語学習のILAC kissについて実際に受講した感想を書いていきます。
最初にお伝えしておくと、私はILAC kissに対して多くの不満を感じたので全くと言っていいほど褒めていません!
勿論利点もあるのですが、少し愚痴っぽくなってしまうことをご了承ください😌
説明会について
授業が始まる前に説明会に参加してください(後から資料送付)と言われます。
これが…いつになるか具体的な日にちが決まっておらず連絡来たのが当日(寝てる)と次の日の深夜でした…
私は参加せずどんな様子だったかは分かりません。
本来ならば現地へ留学して明日来てねー!という感じなんでしょうね。
クラスメイトの様子
この日初めての人は私を含めて5人程いました。
生徒は全員で20人くらいでした。一人、二人と減って最終的に15人くらいになっていましたが。
コロンビア率がとても高かったです。
日本人は私以外居ませんでした。
この中で先生!と話すのは主に同じ人だと思います。
いや、みんな同じ顔に見えんねん。主に女性。
特に全員の授業ではアジア人は結構黙っている印象。まあ、私もなんですが何となく会話途中に入って邪魔しちゃ悪いって思っちゃうんですよね。
授業内容について
まずオンライン授業の場合、テキストがデータなのですが私ともう一人新しく来たエジプト人はまだ届いていませんでした…
メールではyou will receive an e-Book couponと来ていたのですが、クーポンが来ないまま当日を迎え、先生に聞いたら「学校に聞いて^^」とそのまま授業が始まりました。
今日はディスカッションする人に見せてもらってね!と、まるで転校生が隣の席の人に教科書見せてもらうかのような展開。
周りはすっごく巻舌で先生も生徒もちょっと聞きづらくて(なんなら字も読めない)、テキストの音源が一番聞き取りやすかったです。笑
特にLとRの発音、例えばpeopleだったとしたらピ-ポrrrルみたいな感じになるんですよ。←伝われ
恐らくこれが渡航先で起きていたら海外の洗礼…!と思ってしまったかもしれません。
改めて考えたら確かに海外に行くと世界は訛り、訛り…そして訛り。
カナダは特に移民が多いので、みんながみんな話せる訳じゃないし私含めて訛りで聞き取りにくい人の方が多いんだろうなと思いました。
これは現地に行く前に気づけて良かったです。
改善策はないのでひたすら聞いて慣れる以外方法は無いのですが…
ディスカッション
ILACの売りとして、実際の授業のように生徒同士ディスカッションができるというものがあります。
10〜15分ほど時間を与えられ、ペアになった人とテキストの内容について意見交換をするというもの。
しかし自分と同等の語彙力しかないので、みんなわりとめちゃくちゃです😉
そしてこっちの文法や発音の間違いを直してくれるわけではないし、その後発表がある訳でもない。
それが授業の大半を占めていました。
因みに私のクラスは、パンフレットにあった時間外の生徒同士の課題(グループワーク)は一切ありませんでした。
どうしてもやりたい訳ではないのだけど、聞いてた話とは違いますよね。
エージェントに聞いてみましたが彼らも斡旋しているだけなのでどうしようもないです。
異国の人たちと話すことによって確かに英語で喋る努力をするようにはなりますが正直なところ上達したかと言われると…。
宿題について
内容は日によって異なりますが、毎回宿題が出ます。
これはクラスのレベルアップに必要なものなので必ず出すようにしてください。
ただ大した添削はありません。
なんどでも言います...
大した添削はありません。
これは先生にもよるかもしれませんが私の先生は質問を書いてもExcellent!しか返ってきませんでした。
最終日なんかはスコア関係ないからか、答えの画像を送ってきただけです。
テキストについては表紙はILACとなっていましたが、Oxford監修?のものと同じもののようです。
内容自体はいいと思うので興味がある方は手に取ってみて下さい。
感想
数あるオンラインレッスンの中で授業の質(というかテキスト)は確かに高いのかもしれませんが、スキルアップになったかというと疑問です。
ILACで感じた疑問点は以下の通りです。
・授業中に分からない事があっても質問して納得する時間がない
・授業中先生に質問し辛い
・放課後質問する、クラスメイトに宿題について聞くなどが出来ない
・間違って覚えていても指摘がない
・先生にメールで質問してもまともな回答がない(先生によるかも)
ILACを受ける利点は、はっきり言ってco-op前提でクラスを上げておこう。以外無いと思います。
学ぶという意味ではワンツーマンのフィリピンの方が良いかもしれないなと思いました。
私はこの後カナダに留学して、co-opで働かなくてはいけないのにこの授業ではとてもじゃないけど間に合わないと思いました。
たまにフィリピンやNZは訛りが…という方がいますが、語学学校の生徒のはそれ以上だからね?
結局は話すのって自分の行動圏。つまり語学学校から家の範囲内ですからね。
だから初心者であればあるほど最初の数ヶ月、訛りとか気にする必要はないと思います。
結局は自分の努力とネットという文明の利器が私にとっての先生でした。