日本人は欲張りね、自分は何もやってこなかったと思っている

オンライン授業を受けていると、生徒も先生も様々な職種の人達が集まってきます。

体感的にこんな感じ。

1位エンジニア
2位接客業

その中で生徒はエンジニアが圧倒的に多かったです。

接客業は恐らくコロナの影響で職に就けない人や先行きが不安になった人なのではないかと思います。

 

実際オンライン英会話では自分はホテルのフロントの接客をしていたが、コロナで仕事を辞めたと言っている人が多かったです。

 

私たちはからするとコロナで留学に行けず、やむをえずオンラインで...という人も増えているのである意味需要と供給が一致しているということですね。

えっ?先生は先生だけじゃないの?と思うでしょうが、結構副業の人が多い気がします。

フリータイムで話す時は出身地や年齢、私の年齢的にその後大体仕事何してるの?と聞かれます。

因みにみんな日本人は俯いてスマホを見て満員電車に揺られて遅くまで働いていると思っています。

…その通りだよ。

働き過ぎだよニホンジン!!


あるエンジニアの方と話した時に、

エンジニア?!??すっげ〜!!私学校で習ったけど理解できず諦めた!全然できない!

と言っていたら、

"日本人は欲張りね、自分は何もやってこなかったと思っている。"

と言われてびっくり笑

彼女曰く、貴方も十分すごいのよと。(デザイナーだからではなく)

日本人と仕事の話をする時に、私は事務しかやってこなかったとか、接客しかやってこなかったとか、バイトした事が無いとか。
自分には何もないかのように話す人が多いのだと言う。

聞けば接客や事務だって何年もまじめに続けていたり、ミスなく同じ事をやっていたり、バイト経験が無くたって勉強頑張ってきたという事でしょう?

それは自分自身を称えてもいい事だと。

毎日妻の金で酒を呑み、ろくに働かず寝ているような男が何もしていないって言うのよ…って過去に何かあったんか?笑

でも確かにその通りですよね。

何もしてこなかった。裏を返せば犯罪などに手を染めず、真面目に生きてきた。

アメリカなんかは犯罪者ってだけで入国出来ない事もありますからね(そういう話ではない)

生きている限り何もしてこなかった訳はないんです。

私達の"何もしなかった"は自分自身が凄いと思う事(満足できる事)をしなかったという事なんだと思っています。

必要以上に自分を卑下してしまう癖が私達にはついてしまっているようです。

これは日本人もしくはアジア人の生まれながらの性分なのかもしれません。

 

就活だって私達では職歴にとてもならないと思っていても、とりあえず未経験でも応募して受かったら覚えればいいのよ!!!という考えが彼らなのです。

 

羨ましい!

 

そして、それが成り立つお国柄。

 

さらに羨ましい!!


ご飯食べて偉いね!朝起きて偉いね!!なんですよね。

サンキュー!コウペンちゃん!

 

ただ、私たちがこう思ってしまうのも理由があって、日本という国全体が誰かより優れて居なければ必要ない。という考えの企業が多い気がします。

 

全ての事象に意味があり、素晴らしいこと。

その考え方が日本に浸透して欲しい今日此頃。